古い物件をIoTハウスに変える【開拓編】
こんちわ!
新卒iOSエンジニアのよっしーです。
会社から近くてそこそこ広いという理由だけで、築50年のリノベーション物件を借りて住んでいます。
「エンジニアたるもの、生活環境を自動化しないでどうする!」と思いたったのですが、 家が古くて解決しなければいけない問題が山積み...。
そんな僕がIoTハウスを実現するに至った方法を紹介します。 今回は自宅開拓編です。
1. 圏外の自宅で携帯の電波を受信できるようにする
物件によっては、立地、構造、キャリアの影響でスマホで電波が一本も立たないような場合があります。 それがうちです。
僕も含めて、最近の若者は固定電話を家に引かない人が多いと思うので、スマホで電話受けられないと不便な事が多いです。(入居時のガス・水道などのインフラ系契約とか)
僕はauでスマホ契約しているのですが、常に電波一本。トイレ付近は圏外でした。 しかし、安心してください!
各キャリア電波改善機器を出しているので、こいつを申し込みましょう!
これで、僕のiPhoneは常に3~4本電波が立つようになりました。(4本中)
以下がキャリアの電波改善機器申し込みページです。
電話かネットで「通信困難住宅です!」と申し込むと日程が決まります。
当日になると設置員の方が来て、電波改善機器を設置してくれます。 これには料金の必要がなく、電気代の支払いだけでいいです。しかも月数百円程度。 電波状態が悪いご家庭にお住みの方には、基本的にオススメします!!!
機器のサイズはうちの場合、目測で 45 x 10 x 30(高さ、横幅、奥行き)ぐらいです。
モバイル回線の開拓に成功!
2. 古い住宅に光ケーブルを通す
建物によっては、ずさんなリノベーションで光ケーブルが室内に届かないような場合があります。 それがうちです。
物件情報には、「光ケーブルが通っててネットが使えるよ!」と書いてあったので、このような時は
オーナーに依頼して電気工事をしてもらい、穴を開けたりして光ケーブルが室内に通るようにしましょう。
うちの家は天井に穴を開けて、雲の糸のように天井から光ケーブルがぶら下がっています。
物件情報にネット有りと書いてあるのに通ってない場合は、オーナー持ちでなんとかしてもらえます。 穴開けるのもやむなし。って感じなので、ここではあまり気にしなくても良いです。
光ケーブルの開拓に成功!
3. 古い住宅にネットを通す
物件によっては、構造上の問題や回線業者の適当な取り付けの影響で、既存の回線以外への拡張性がゼロの場合があります。 それがうちです。
エンジニアとしては 「多少高くても速い回線がいいから、NURO光申し込もう!」というテンションで工事を申し込んだのですが、ダメでした。
というのが、光コラボ回線しか利用できないような制約をマンションが抱え込んでおり、特殊な工事や設置を要する回線は絶対に通せない。 という状況だったからです。
どうにもなりません! 既存の回線を申し込みました!
ちなみにADSL使えばいいじゃね?みたいな話をオーナーがネット業者にしていて泡吹きそうになりました。 「すでに全部光になってるので無理ですねー」って業者が言っていたので安心した...。
ネット環境の開拓に成功!
ちな前述の光ケーブル開通うんぬん込みで、家にネットが通るまでに4ヶ月かかりました。 (窓際においたiPhoneの電波2本テザリングと近所のカフェのau wifiで耐え忍んだ。)
まとめ
このように、築年数の古い物件に住む場合は、さまざまな制約や問題が立ちはだかります。 特に楽をして快適な環境作りをしたいエンジニアにとっては大問題になります。
基本的には下調べをしっかりして、このような家には契約しないようにしましょう。
ネット環境バッチリあって、爆速で、電波がマックス立ってる家を最初から選んだ方がいいです。
ただ、僕のように「契約後に不具合に気づいたけど、これどうしよう...。ケテスタ」って時は、参考にしてみてください。